
Fintokeiのロットの決め方
Fintokei の公式ブログは1回の損切りの目安を2%、公式FAQは0.5〜1%としています。2%なら3回目の負けで1日−5%に届きます。1回のリスクを「その日に止める線まで…
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Windowsは、更新のあとの再起動を「人が使っていない時間」に入れます。その使用時間の既定は午前8時〜午後5時。EAがいちばん働く日本の夜は、まるごと「使っていない時間」の側にあります。しかもリモートデスクトップを切ったVPSは、誰もサインインしていない扱いです。再起動は起きるものとして、戻る仕組みを4つ用意しておく。それだけです。
VPSにつないで PowerShell を開き、SConfig と打ってください。メニューの最初の画面に、更新の設定が「自動」「ダウンロードのみ」「手動」のどれかで出ます。
Microsoft の説明では、「自動」は毎日午前3時に更新を確かめてインストールします。時刻はサーバーの時計で数えるので、VPSが日本時間なら午前3時。ニューヨークはお昼。EAが注文を出していてもおかしくない時間です。「ダウンロードのみ」が Windows Server の既定ですが、VPSの会社が最初の設定を変えていることもあるので、自分の画面で確かめるのが確実です。
「MT4をスタートアップに入れたから大丈夫」と思いがちです。でも、それは2つ目だけ。1つでも止まれば、EAは注文を出しません。黙って止まります。
| 関門 | 何もしないと | 用意するもの |
|---|---|---|
| 1. Windowsにサインインする | ログイン画面のまま止まる。スタートアップのアプリも起動しない | 自動ログオン(VPSのパネルか、Microsoft の Autologon) |
| 2. MT4が起動する | 画面は開くがMT4がない | スタートアップフォルダーにMT4のショートカット |
| 3. 口座に接続する | MT4は開くが取引口座に入っていない | MT4のログインで「パスワードを保存」 |
| 4. 自動売買がオン | チャートにEAはあるが取引しない | 再起動のあとに目で確認。起動時の設定ファイルで指定する方法もある |
1つ目がいちばん見落とされます。理由は単純です。スタートアップフォルダーは「サインインしたときに」アプリを起動する場所です。サインインがなければ、動かない。
Microsoft の説明をつなぐと、こうなります。
更新がインストールされると、Windowsは「アクティブ時間」の外で自動的に再起動しようとします。アクティブ時間は、その機械を人が使っている時間帯のことで、既定は午前8時〜午後5時です。午後5時から翌朝8時までは、ロンドンが開いてからニューヨークが閉まるまでの時間がまるごと入ります(筆者の計算。夏時間でも冬時間でも同じ)。
もう1つ。リモートデスクトップの扱いです。Microsoft は「アクティブな RDP セッションのみがサインインユーザーと見なされます」と書いています。VPSは接続を切ってEAを動かしっぱなしにするのがふつうなので、Windowsから見ると誰も使っていない機械です。空き家です。「ログオン中のユーザーがいたら再起動しない」という設定もありますが、効くのは特定の更新モードのときだけで、Microsoft 自身が「説明に従って正確に機能しません」と書き、サーバーには別の設定(再起動を通知するだけのモード)を勧めています。
つまり、何も設定していないVPSでは、EAの稼働中に再起動が入ることを前提にしたほうがいい。私なら、再起動を止めにいくより先に、戻る仕組みを作ります。
SConfig の 5 で「ダウンロードのみ(D)」を選ぶと、更新はダウンロードまでで止まり、インストールは自分で始めるまで待ちます。私ならこれにして、土曜の朝に自分で入れます。ABLENET も公式の案内で「取引のない土日に更新プログラム適用し、再起動すること」を勧めています。
弱点もあります。自分で入れ忘れると、セキュリティの穴がふさがらないまま動き続けます。月例の更新は第2火曜(日本時間では水曜の未明)に出るので、その週の土曜をカレンダーに入れておくのが最低限です。
別の手もあります。アクティブ時間を延ばす方法です。ただし最大は18時間(Windows Server 2016 は12時間)なので、24時間は守れません。夜だけ、なら守れます。EAが夜だけ動くなら、夕方から翌朝までをアクティブ時間にする、という使い方になります。
FX用のVPSには、パネルで自動ログオンを切り替えられる会社があります。シンクラウドはVPSパネルでオン・オフでき、2025年9月30日以降に使い始めた人は最初からオンだと公式マニュアルにあります。お名前.com デスクトップクラウドもコントロールパネルで設定できると告知しています。
パネルにない場合は? Microsoft の Sysinternals にある Autologon を使います。ここで気をつけたいのがパスワードの置き場所です。レジストリに直接書く方法だと、パスワードは平文(暗号化されない文字のまま)で残ります。Autologon はLSAシークレットという暗号化された場所に入れますが、管理者の権限があれば取り出せる、と Microsoft 自身が注意しています。
私なら Autologon を使い、VPSのWindowsのパスワードは他のどこでも使っていないものにします。自動ログオンは、鍵を玄関のそばに置くようなもの。置くなら、その鍵で他の家が開かないようにしておく。
ここは短く済みます。MT4のショートカットをスタートアップフォルダー(エクスプローラーのアドレス欄に shell:startup)に置きます。シンクラウド、XServer VPS for FX、ABLENET、お名前.com は、この手順を公式マニュアルに載せています。
落とし穴が1つ。シンクラウドと XServer VPS for FX には、MT4が止まったのを見つけて立ち上げ直し、メールで知らせる監視機能があります。ところが両社とも、起動オプションに /portable を付けていると、この再起動が「正常に稼働しません」と書いています。/portable は、MT4のデータをインストール先のフォルダーにまとめるための起動方法で、1台で複数のMT4を分けて動かすときによく使われます。監視を使うなら、ショートカットに /portable が付いていないかを先に見てください。右クリックの「プロパティ」で見えます。
3つ目は簡単です。口座への接続は、MT4でログインするときに「パスワードを保存」にしておけば、起動のたびに同じ口座に入ります。
自動売買のボタンは、MT4全体でEAの取引を許すか止めるかを決めるスイッチです。オフだと、EAの設定で取引を許していても注文は出ません。問題はここから。再起動のあとにこのボタンがどうなっているかは、MetaQuotes のヘルプに書かれていません。
確実にしたい人向けに、公式ヘルプには起動時に設定ファイルを渡す方法があります。terminal.exe 設定ファイルの場所 の形で起動し、ファイルに ExpertsEnable=true(EAを有効にする)と ExpertsTrades=true(EAの取引を許す)を書く、というものです。ただ、ここにはMT4のパスワードを書く欄もあり、書けばこれも平文です。私はこの方法をまだ自分のVPSで試しておらず、書いてある仕様の紹介にとどめます。再起動のあとに一度は画面を開き、ボタンの色とチャート右上のEAの表示を目で見る。地味ですが、今はこれがいちばん確かです。
5社の公式ページで、4つの関門に関係する記載を探しました。Windows Update を会社が代わりに当てると書いていた会社はありません。どこを選んでも、更新は自分の仕事。
| サービス | Windows Update | MT4の監視・自動再起動 | 自動ログオン | 自動起動の手順 |
|---|---|---|---|---|
| シンクラウドデスクトップ for FX | 記載なし | あり(メール通知。/portable だと正常に動かない) | パネルでオン・オフ | あり |
| XServer VPS for FX | FX向けには記載なし | あり(同じ注意) | 記載なし | あり |
| ABLENET VPS | 土日に当てて再起動を推奨 | 記載なし | 記載なし | あり |
| さくらのVPS(Windows) | 手動で当てる手順だけ | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| お名前.com デスクトップクラウド | 利用者が実施 | 記載なし | パネルで設定 | あり(詳しい手順はサポート対象外) |
この記事の4つの関門で、会社の機能に頼れるところで選ぶなら、次のとおりです。順番は使い方で決めていて、報酬の高さでは並べていません。
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| あなたの状況 | 見るべきVPS | 理由(公式の記載) |
|---|---|---|
| 止まったら自動で立ち上げ直してほしい。設定は少なくしたい | シンクラウドデスクトップ for FX
| MT4の監視と自動再起動・メール通知、自動ログオンがパネルにある |
| MT4を5個以上動かし、監視も使いたい | XServer VPS for FX プレミアム
| 同じ監視機能。メモリの大きいプランがある |
| 更新も起動も自分で管理できる | ABLENET VPS
| 土日に更新して再起動する運用を公式が案内している |
料金と無料お試しの条件はEA用VPSの選び方(7社比較)とFX VPSの無料お試しは何日?にまとめています。お試しの期間に月例の更新日(第2水曜)を入れると、この記事の4つを本番の前に確かめられます。
更新は「ダウンロードのみ」にして、第2水曜のあとの土曜の朝に自分で入れる。入れたら再起動して、4つの関門を上から順に目で確かめる。監視機能のあるVPSなら、それは土曜以外の不意の停止のための保険として使う。
理由は1つ。EAが止まったこと自体より、止まったのに気づかない日数のほうが高くつくから。月1回、10分。それで、その日数をゼロに近づけられます。自分のルールをEAにしたい方や、VPSへの設置を任せたい方は作成依頼でも承っています。EAの時刻指定がサーバー時間とずれていないかはMT4のサーバー時間の記事で確かめられます。
あなたのVPSは、先月の第2水曜のあと、再起動していましたか? MT4の「操作履歴」タブ(Journal)の日付を見ると、立ち上げ直した日がわかります。
「このVPSの設定も調べてほしい」「この手法を検証してほしい」というリクエストは、お問い合わせフォームから受け付けています。
再起動のあとEAが取引に戻るには、Windowsへのサインイン、MT4の起動、口座への接続、自動売買のボタンの4つがそろう必要があるからです。スタートアップにMT4を入れても、自動ログオンがなければサインインが起きず、MT4は起動しません。
Microsoft の説明では、更新のあとの自動再起動はアクティブ時間の外で行われ、既定のアクティブ時間は午前8時〜午後5時です。リモートデスクトップを切断したVPSはサインイン中と見なされません。SConfig の「自動」設定では毎日午前3時(サーバーの時刻)に更新を確かめてインストールします(2026年9月28日確認)。
監視機能はMT4が止まったときに立ち上げ直す仕組みで、Windowsへのサインインとは別の話です。また、シンクラウドと XServer VPS for FX は、起動オプションに /portable を付けると監視の再起動が正常に動かないと公式マニュアルに書いています。