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FX・自動売買公開 2026-09-23 ・ 更新 2026-09-23

Fintokei のルール一覧|1日−5%の区切りは日本時間9時

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Fintokei のルール一覧

「1日の損失は−5%まで」。この5%は、何から測った5%でしょうか。ここが落とし穴です。正解は、前日の日本時間の朝9時に記録された有効証拠金(エクイティ)。初期資金でもなければ、いまの残高でもない。だから勝った日の翌日は線が上がり、負けた日の翌日は下がり、含み損を抱えたまま朝9時をまたげば、その含み損もそのまま数えに入ります。この記事では、Fintokei のチャレンジプランのルールを 2026年9月23日に公式サイトと公式FAQで確認して1ページに並べました。禁止取引の9つ、EAの線引き、含み損3%の壁まで。

書いている私は、プロップファームのチャレンジに2025年に2回、2026年に1回合格しています。手元のEA 15本を読み直したときには、規約で事故を起こしかねない作りが3系統見つかりました。この記事には Fintokei の紹介リンク(広告)を含みます。申し込むかどうかは、下の数字を見てから決めてください。

まず、1分で自分に当てはめる3つの質問

ルールの一覧を眺める前に、自分の取引に当てはめたほうが早く分かります。いま手元にある口座か、デモ口座で答えてみてください。

  1. 持っている間の含み損が、いちばん大きいときで口座の何%になりますか。3%を超える設計なら、Fintokei では規約に触れます(後述)
  2. 日本時間の朝9時をまたいでポジションを持ちますか。またぐなら、1日の損失の線がそこで引き直されます
  3. 使っているEAは、自分で作ったか、自分のパラメータに作り替えたものですか。買ったEAを設定のまま動かす使い方は禁止されています

1つ目はロットと停止ラインの計算で数字にできます。入力は保存されないので、手元の数字をそのまま入れて確かめてください。1回を何%にするかの決め方はFintokei のロットの決め方で逆算しています。

合否を決める線は5本。100万円の口座なら、金額はこうなる

合否に直接かかわるのが、利益目標・1日の損失・全体の損失・含み損の上限・最低取引日数の5本。残りは期限と分配の条件です。割合は口座の大きさに関係なく同じなので、いちばん小さいクオーツ(100万円、12,500円)に置き換えて並べます。

ルール数字100万円の口座なら
利益目標(ステップ1)+8%+8万円
利益目標(ステップ2)+6%+6万円
1日の損失−5%未満(前日のエクイティから)−5万円
全体の損失−10%未満(初期資金から固定)−10万円
決済前の含み損の上限3%3万円
最低取引日数各ステップ3日—
期限無期限。ただし30日に1回は取引が必要—
合格後の利益分配80%10万円の利益なら8万円

出典:Fintokei 公式サイトと公式FAQ(2026年9月23日に確認)。「100万円の口座なら」の欄は、割合から計算した金額です。最大レバレッジはFX・金・銀が100倍、株価指数が50倍、その他が20倍。ルールは改定されることがあります。

ステップ3(プロトレーダー)に進むと利益目標はなくなり、1日−5%と全体−10%だけが残ります。報酬の申請は2万円からです。申請できる日やプラン代が戻る条件はFintokeiの出金はいつ?にまとめました。

「1日−5%」の線は、勝った日の翌日に上がる

ここが、いちばん誤解されているところです。原文を引きます。

Every day at midnight (UTC +0), we take a snapshot of your EOD equity.
毎日UTC0時に、その日の終わりの有効証拠金を記録します(Fintokei 公式FAQ、2026年9月23日確認)

UTC0時は、日本時間の朝9時です。日本には夏時間がないので、季節が変わっても9時のまま動きません。つまり、あなたの1日は0時始まりではなく朝9時始まりです。

測る元はエクイティ、つまり含み損益を入れた金額です。残高だけを見ていると数字が合いません。例を100万円の口座に置き換えてみます。

勝てば線が上がり、負ければ線が下がる。初期資金の95万円で固定されているわけではありません。よく見かける読み違えが、「+3万円まで来たから、初期資金の95万円まで8万円の余裕がある」という数え方です。実際の下限は97.85万円で、余裕は5.15万円。得をしたぶん、翌日の足元も上がっています。

1日の下限は前日の朝9時のエクイティから−5%で引き直され、全体の下限は初期資金−10%で動かない
公式の計算方法を100万円の口座に当てはめた図です。エクイティの動きは説明のための例で、実際の値動きではありません。

スイングのプランだけは測り方が違い、含み損を除いた残高が基準です(公式FAQの Balance Based)。週をまたいで持つ人向けなので、朝9時に含み損を抱えていても、その分では線が動きません。ただし失格の判定は有効証拠金なので、含み損を持ち越した日はかえって線が近くなります(スイングと通常プランの違いで計算しました)。

「全体−10%」の線は、勝っても上がらない

1日の線と対になるのが全体の損失で、こちらは初期資金の10%から動きません。100万円の口座なら90万円。+20万円まで増やしても、線は90万円のままです。

判定はエクイティ。含み損で一瞬でも90万円を割れば、決済していなくても口座は止まるので、指標の発表で一時的に大きく逆行した数秒が、何週間ぶんの積み上げを終わらせることがあります。

3%の壁は、決済する前の含み損にもある

ここは、ほかのルール解説であまり見かけません。公式FAQは、オープンポジションの最大リスクを初期残高の3%と定め、こう説明しています。

通貨を分けて何本も建てる作りのEAは、1本ずつは小さくても合計で引っかかります。ドル円とユーロドルを同時に売るような、事実上ひとつの賭けになっている持ち方も、まとまりとして数えられると読めます。

手元のEA 15本を読み直したときに本番不可と判断した3系統は、どれも1本あたりのロットは小さく、引っかかっていたのは、同時に何本まで建つかを決めていなかった点でした。作り手が見落としやすいのはここです。

禁止取引は9つ。当たると、まず通知が来る

禁止取引として挙げられているのは次の9つです(2026年9月23日、公式FAQで確認)。

見つかった場合にいきなり終わるわけではありません。示されている順序は、①検出した内容と直し方の通知 → ②含み損の上限を3%から1%以下に下げる要請 → ③制限ルール(報酬率の引き下げ、レバレッジの制限、1日の利益上限)→ ④最終手段としての契約終了、の4段階。すべて個別に審査し、自動では適用しないとも書かれています。

ギャンブル的な取引は、勝っていても止められる

禁止取引とは別に、「ギャンブル的取引」という枠があります。挙げられているのは、過大なリスク、戦略のないオーバーレバレッジ、戦略のない一方向への賭け、口座を転がす行為、オールイン。

勝ち負けで判定されないのが、この枠の特徴です。1回の取引で目標を達成してしまった場合や、損切りを置かない取引が続いた場合には、結果が利益でも対象になり得ると読めます。つまり、勝っても安心ではない。

該当すると適用されるのが、一貫性ルールです。第1段階では含み損の上限が1%になり、報酬率が15ポイント下がります。第2段階まで行くと、1日の利益上限が開始残高の+1%、レバレッジがFXで10倍・その他で5倍、報酬率は30ポイント減。解除は3〜6か月の取引を見て個別に判断されます。

数字を見て、私は少しぞっとしました。1日の利益が+1%までに抑えられた状態で、+8%の目標を追うことになるからです。

EAは使える。ただし「自分で作ったEA」だけ

EAの可否は、買う前にいちばん知りたいところだと思います。線引きは明確でした。

「自分のパラメータに作り替えた」がどこまでを指すかは、公式の文面からは読み切れません。私は、ロジックと設定を自分の言葉で説明できる状態、と受け取っています。答えられないEAは使わない。そこは自分で決められます。

買ったEAの扱いと、VPS を置く国の注意はFintokei で EA は使える?買ったEAとVPSの境目に分けて書きました。

規約に当たりやすいEAの作りは、そのEA、プロップの規約で失格しませんか?にまとめています。日付の区切りをサーバー時間で判定しているEAは、朝9時の線と1時間から2時間ずれます。ずれの正体はMT4のサーバー時間と日本時間のずれに書きました。

このルールが向かない人

ルールの中身より、自分に合うかどうかのほうが大事だと思うので、先に不利なほうを書きます。

もう一つ。プロップファームは、FX会社のような金融商品取引業の登録があるサービスではありません。運営会社が日本の会社とも限らない。申し込む前に金融庁の無登録業者の一覧と、会社名・所在地・出金の条件を自分で確かめてください。

この記事でわからないこと

ルールを並べ直して気づいたことがあります。Fintokei が線を引いているのは、勝ち方ではありません。1日−5%、全体−10%、含み損3%。どれも「一度にどれだけ失うか」の上限です。手法を変えなくても、ロットと同時保有数を決めるだけで、当たらなくなる線がいくつもあります。

あなたの手法は、朝9時をまたぐときに、いくらの含み損を抱えていますか?

プランごとの料金はFintokei の料金プラン一覧(PR)、落ちる原因と対策は落ちる原因は心理|EAに任せる5つの作業、仕組みを初めて知る人はプロップファームの仕組みと3つの決まりへ。損失上限や同時保有数を機械的に守るEAの作成は作成依頼で承っています。

運営者が公式サイトと公式FAQの公開情報を確認してまとめた記録です(2026年9月23日時点)。特定の業者への申し込みや売買をすすめる投資助言ではなく、合格や利益を約束するものでもありません。紹介リンク経由で申し込みがあった場合、運営者に報酬が入ることがあります。

よくある質問

Fintokei の1日の損失−5%は、いつリセットされますか

公式FAQでは、毎日UTC0時に有効証拠金(エクイティ)を記録し、そこから−5%を1日の下限とすると説明されています。UTC0時は日本時間の朝9時で、日本に夏時間はないため季節によって動きません。前日に勝っていれば下限も上がり、負けていれば下がります(2026年9月23日確認)。

Fintokei で市販のEAは使えますか

自分で作ったEAや、市販・無料のEAを自分のパラメータに作り替えたものは使えます。他人が作ったEAを設定のまま動かすこと、シグナル配信や他人の口座のコピーは禁止されています(2026年9月23日、公式FAQで確認)。

Fintokei に含み損の上限はありますか

あります。公式FAQは、ひとつの取引アイデア、および同時に持っている取引のまとまりについて、確定した損と含み損の合計が初期残高の3%を超えてはいけないと定めています。公式が推奨しているのは0.5〜1%です。