
Fintokeiのロットの決め方
Fintokei の公式ブログは1回の損切りの目安を2%、公式FAQは0.5〜1%としています。2%なら3回目の負けで1日−5%に届きます。1回のリスクを「その日に止める線まで…
PR:このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています。

「1日の損失は−5%まで」。この5%は、何から測った5%でしょうか。ここが落とし穴です。正解は、前日の日本時間の朝9時に記録された有効証拠金(エクイティ)。初期資金でもなければ、いまの残高でもない。だから勝った日の翌日は線が上がり、負けた日の翌日は下がり、含み損を抱えたまま朝9時をまたげば、その含み損もそのまま数えに入ります。この記事では、Fintokei のチャレンジプランのルールを 2026年9月23日に公式サイトと公式FAQで確認して1ページに並べました。禁止取引の9つ、EAの線引き、含み損3%の壁まで。
ルールの一覧を眺める前に、自分の取引に当てはめたほうが早く分かります。いま手元にある口座か、デモ口座で答えてみてください。
1つ目はロットと停止ラインの計算で数字にできます。入力は保存されないので、手元の数字をそのまま入れて確かめてください。1回を何%にするかの決め方はFintokei のロットの決め方で逆算しています。
合否に直接かかわるのが、利益目標・1日の損失・全体の損失・含み損の上限・最低取引日数の5本。残りは期限と分配の条件です。割合は口座の大きさに関係なく同じなので、いちばん小さいクオーツ(100万円、12,500円)に置き換えて並べます。
| ルール | 数字 | 100万円の口座なら |
|---|---|---|
| 利益目標(ステップ1) | +8% | +8万円 |
| 利益目標(ステップ2) | +6% | +6万円 |
| 1日の損失 | −5%未満(前日のエクイティから) | −5万円 |
| 全体の損失 | −10%未満(初期資金から固定) | −10万円 |
| 決済前の含み損の上限 | 3% | 3万円 |
| 最低取引日数 | 各ステップ3日 | — |
| 期限 | 無期限。ただし30日に1回は取引が必要 | — |
| 合格後の利益分配 | 80% | 10万円の利益なら8万円 |
ステップ3(プロトレーダー)に進むと利益目標はなくなり、1日−5%と全体−10%だけが残ります。報酬の申請は2万円からです。申請できる日やプラン代が戻る条件はFintokeiの出金はいつ?にまとめました。
ここが、いちばん誤解されているところです。原文を引きます。
UTC0時は、日本時間の朝9時です。日本には夏時間がないので、季節が変わっても9時のまま動きません。つまり、あなたの1日は0時始まりではなく朝9時始まりです。
測る元はエクイティ、つまり含み損益を入れた金額です。残高だけを見ていると数字が合いません。例を100万円の口座に置き換えてみます。
勝てば線が上がり、負ければ線が下がる。初期資金の95万円で固定されているわけではありません。よく見かける読み違えが、「+3万円まで来たから、初期資金の95万円まで8万円の余裕がある」という数え方です。実際の下限は97.85万円で、余裕は5.15万円。得をしたぶん、翌日の足元も上がっています。

スイングのプランだけは測り方が違い、含み損を除いた残高が基準です(公式FAQの Balance Based)。週をまたいで持つ人向けなので、朝9時に含み損を抱えていても、その分では線が動きません。ただし失格の判定は有効証拠金なので、含み損を持ち越した日はかえって線が近くなります(スイングと通常プランの違いで計算しました)。
1日の線と対になるのが全体の損失で、こちらは初期資金の10%から動きません。100万円の口座なら90万円。+20万円まで増やしても、線は90万円のままです。
判定はエクイティ。含み損で一瞬でも90万円を割れば、決済していなくても口座は止まるので、指標の発表で一時的に大きく逆行した数秒が、何週間ぶんの積み上げを終わらせることがあります。
ここは、ほかのルール解説であまり見かけません。公式FAQは、オープンポジションの最大リスクを初期残高の3%と定め、こう説明しています。
通貨を分けて何本も建てる作りのEAは、1本ずつは小さくても合計で引っかかります。ドル円とユーロドルを同時に売るような、事実上ひとつの賭けになっている持ち方も、まとまりとして数えられると読めます。
手元のEA 15本を読み直したときに本番不可と判断した3系統は、どれも1本あたりのロットは小さく、引っかかっていたのは、同時に何本まで建つかを決めていなかった点でした。作り手が見落としやすいのはここです。
禁止取引として挙げられているのは次の9つです(2026年9月23日、公式FAQで確認)。
見つかった場合にいきなり終わるわけではありません。示されている順序は、①検出した内容と直し方の通知 → ②含み損の上限を3%から1%以下に下げる要請 → ③制限ルール(報酬率の引き下げ、レバレッジの制限、1日の利益上限)→ ④最終手段としての契約終了、の4段階。すべて個別に審査し、自動では適用しないとも書かれています。
禁止取引とは別に、「ギャンブル的取引」という枠があります。挙げられているのは、過大なリスク、戦略のないオーバーレバレッジ、戦略のない一方向への賭け、口座を転がす行為、オールイン。
勝ち負けで判定されないのが、この枠の特徴です。1回の取引で目標を達成してしまった場合や、損切りを置かない取引が続いた場合には、結果が利益でも対象になり得ると読めます。つまり、勝っても安心ではない。
該当すると適用されるのが、一貫性ルールです。第1段階では含み損の上限が1%になり、報酬率が15ポイント下がります。第2段階まで行くと、1日の利益上限が開始残高の+1%、レバレッジがFXで10倍・その他で5倍、報酬率は30ポイント減。解除は3〜6か月の取引を見て個別に判断されます。
数字を見て、私は少しぞっとしました。1日の利益が+1%までに抑えられた状態で、+8%の目標を追うことになるからです。
EAの可否は、買う前にいちばん知りたいところだと思います。線引きは明確でした。
「自分のパラメータに作り替えた」がどこまでを指すかは、公式の文面からは読み切れません。私は、ロジックと設定を自分の言葉で説明できる状態、と受け取っています。答えられないEAは使わない。そこは自分で決められます。
買ったEAの扱いと、VPS を置く国の注意はFintokei で EA は使える?買ったEAとVPSの境目に分けて書きました。
規約に当たりやすいEAの作りは、そのEA、プロップの規約で失格しませんか?にまとめています。日付の区切りをサーバー時間で判定しているEAは、朝9時の線と1時間から2時間ずれます。ずれの正体はMT4のサーバー時間と日本時間のずれに書きました。
ルールの中身より、自分に合うかどうかのほうが大事だと思うので、先に不利なほうを書きます。
もう一つ。プロップファームは、FX会社のような金融商品取引業の登録があるサービスではありません。運営会社が日本の会社とも限らない。申し込む前に金融庁の無登録業者の一覧と、会社名・所在地・出金の条件を自分で確かめてください。
ルールを並べ直して気づいたことがあります。Fintokei が線を引いているのは、勝ち方ではありません。1日−5%、全体−10%、含み損3%。どれも「一度にどれだけ失うか」の上限です。手法を変えなくても、ロットと同時保有数を決めるだけで、当たらなくなる線がいくつもあります。
あなたの手法は、朝9時をまたぐときに、いくらの含み損を抱えていますか?
プランごとの料金はFintokei の料金プラン一覧(PR)、落ちる原因と対策は落ちる原因は心理|EAに任せる5つの作業、仕組みを初めて知る人はプロップファームの仕組みと3つの決まりへ。損失上限や同時保有数を機械的に守るEAの作成は作成依頼で承っています。
公式FAQでは、毎日UTC0時に有効証拠金(エクイティ)を記録し、そこから−5%を1日の下限とすると説明されています。UTC0時は日本時間の朝9時で、日本に夏時間はないため季節によって動きません。前日に勝っていれば下限も上がり、負けていれば下がります(2026年9月23日確認)。
自分で作ったEAや、市販・無料のEAを自分のパラメータに作り替えたものは使えます。他人が作ったEAを設定のまま動かすこと、シグナル配信や他人の口座のコピーは禁止されています(2026年9月23日、公式FAQで確認)。
あります。公式FAQは、ひとつの取引アイデア、および同時に持っている取引のまとまりについて、確定した損と含み損の合計が初期残高の3%を超えてはいけないと定めています。公式が推奨しているのは0.5〜1%です。